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翔月ような軽


「別に平気だよ。僕は天涯孤独で、失うものなどないからね。別に教職を失っても構いやしないよ。何だったら声を出してもいい。こっちの様子を伺っているあの女子に助けを呼ぶかい?それともマウンドにいる荏田君なら、君が呼べば、あっという間に駆け付けるだろうね。下半身剥願景村 退款き出しで、僕に悪戯されている姿を学校中に知ってもらうかい?荏田君にも、見せてあげたいね……ほら、可愛い顔をしていても、君はれっきとした男の子だよ。知ってる……?このべたべたした先走り、我慢汁って言うんだよ、ロマンチックじゃないね……」

「あぁっ……」

柏木に扱かれて、翔月は窓枠を握り締めたまま、生理的に吐精した。拒みたくとも、がくがくと無意識に腰が振れるのが、悲しかった。
霞んだ目に、振りかぶった青児が見えた。

「青ちゃぁん……」
告げられない思いがふと零れた、まるで羽が舞い降りたい口づけだったが、それは翔月にとって後ろめたいものだった。
何も知らない青児に、こっそりキスをしてしまったと思うだけで、まだ青い翔月の心臓が探索四十 呃人後ろめたさに跳ねた。しばらく寝顔に見入っていたは、気持ちを振り払うように声を掛けた。


元々大人しい性格だったし、青児も部活や生徒会の雑用で忙しかった。帰り道、待っている翔月と話をしようと思っても、いつもどうでもいい話にするりと逃げてしまう。
慌ただしく着替えを済ませると、青児は翔月の元へと走った。
青ざめた翔月が心配だった。

視線を感じ、振り返るとロッカー前に翔月がいた。

「翔月、ここにいたのか。待った?」

「ううん、今来たとこ……もう、部活は終わったの?」

「ああ。俺、めっちゃ腹減ったから、付き合えよ。帰りに何か食って探索四十 呃人帰ろう?翔月、あのさ……」
「翔月さ……、何かあったのか?」

「……どうして……?」