読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

の頬と同じぎもす


「ペンギンの映画では見たことあるけど、本物は初めて。いつか、カナダでマルセルが見せたいと言ったことが有るけど、その頃はお兄ちゃんが大変な頃で叶わなかったの。」

「そうか。今年は頻繁に出現するらしいから、ここに滞在している間に見えると思うんだ。ロマンチスト牛熊證收回價だと言ってあっくんは笑うかもしれないけど、俺はね大切な人とオーロラを見たいとずっと思ってた。現実的な奴は、ただの発光現象だと言うかもしれないけど、頭上で揺れる光の帯は本当に綺麗なんだよ。どういうのかな、地球に祝福されている気がするんだ。」

「なんて素敵。音羽……。どうしよう。あっくん、今すぐここでパンツ脱ぎたくなってきた~。」

暖炉の前で膝の間にあっくんを抱えた音羽は、それは駄目だと諭した。ここは、オーロラを待つ人の小屋だから他のコテージの客が来ないとは限らない。

「コテージに帰る?帰り道は星が降って来るよ。」

深い雪の中、10分ほどの道のりを小さなライトだけを頼りに、音羽はあっくんの手を曳いた。

「本当に星屑の中を歩いているみたい。」

「そうだろう。ほら、空が少し緑色に輝いてきた。……オーロラだ、あっくん。」

Tシャツで過ごせるほど暖房の利いた小さなコテージの中で、あっくんは毛皮の外套を取った。
見覚えの面部護理あるシースルーのピンクのオーガンジーに肌が透ける。

「アンドロイドAUの着ていたスケスケネグリだ。あはは……あっくん。全開ぱんつまで穿いてきたのか。そうか、俺の前でだけしかこれは着けちゃ駄目だって言ったものなぁ。」

「うん。今夜は音羽を悩殺するの。」

「いつだって、俺はあっくんに夢中だよ。うなっぽんも関係ない。あっくんにだけ、感じるんだ。」

「うれしい、音羽。」

あっくんの好きな、ありえないぱんつは音羽の前だけで穿くことを許されている。恥ずかしげに揺れる薄紅色に染まったあっくん色の分身に、音羽はそっと手を伸ばすと緩く優しく上下にこすり上げた。

「あっ……ん。」

「あっくん。ほら……見て。素晴らしいオーロラが出現した。」

「本当……あのね、音羽。オーロラって蛍光灯みたいなものなんだよ。プラズマシート中のプラズマ粒子が大気の粒子とぶつかって発光するの……。」

「おお、物知りだな。あっくん。」

大学でロボット工学を専攻していたあっくんは、手術代を稼ぐためにモデルに転脫髮中藥身した為、時々妙に物知りだった。大きな目を見開いてうっとりと光の揺れるのを眺めているあっくんを、音羽はそっと背後から抱きしめた。